牛乳を撒く理由は・・・
今日は土曜日ですが、先生たちと清掃活動!
と言っても学校ではなくて、昔ダルハン市になる予定だったところへみんなでバスで3時間かけて掃除をしに行きました。
途中の道は、舗装されていな道を移動するため、先生たちの中には気分悪くなる人も・・・。
私もいつもなら気分悪くなるんじゃけど、話してくれる先生のモンゴル語を必死に聞いて、話をしたおかげで全然大丈夫でした。
着くと、すぐに掃除ではなく食事!
え、そんなの持って来っとた?!ってくらいいろんな物が出てきました。
田舎に行くとなると、みんな食べ物や飲み物、お皿やコップを持って行くのが当たり前みたいです。
私たちがピクニックに行く感覚かなぁ。
お昼を食べて、掃除です。
と、言っても思っていたよりゴミはなくて・・・
「それなら、わざわざバスも借りてお金かけて移動するより、近くに住む人がここをキレイにして、私たちは私たちの学校をキレイにした方がいいんじゃないの?」
という話を仲の良い先生にする、
「10月17日はダルハン市ができた日らしく、ダルハン山をキレイにしてくださいってダルハンの偉い人に校長先生が言われたんだよ。」って答えが返ってきました。
何だかよく良くわからんけど、掃除をするのは良いことだし、ピクニックみたいで楽しいしいけんいっか♪
田舎で掃除をしに来ていても「写真撮って~。」と、先生達。
日本の清掃車もモンゴルで活躍してます♪
そういえば、前回田舎へ行ったときのお話しで謎だった、牛乳を山に撒く習慣の意味が少し分かりました!
仲良しのボロルマ先生に「どうして山に牛乳を撒くんですか?」と尋ねると、
「山などの自然は、人類の始まりでしょ。自然がなければ私たちは生まれてこなかった。だから自分を産んでくれた母の様に感じているのよ。」と、言いながらボロルマ先生は話を続けます。
「撒く前には、自分や家族、恋人や友達の健康や仕事、生活などどんなことでもお願いしていいのよ。強く思うことで、それが実現されるからね。」と話をしてくれました。
私たちが、神社に行くとお参りする感覚と同じかなぁと思いながら話を聞きました。
他の先生も牛乳やスーテーツァイ、お米を持って来ていました。清純さを連想させる白の物でないとだめだそうで、お願い事は3回行うのが良いそうです。
私も今回は、一緒にやりました。
お米を空高くポーーーーン!
掃除をして、お願い事をして、青空でトイレもして、いい天気の中大自然を眺めました。
夕方には、男の先生達が作ったホルホグとよばれる(お肉の塊、野菜、塩、焼いた石を入れて作る)モンゴルの伝統料理を食べて帰りました。