無茶ぶり
昨日、校長先生に「あなたと話したいことがあるから、あとで校長室へ来てください。」と言われました。
私・・・なんか悪いことしたかな・・・と思いながら、
校長室をトントントン・・・。
「そこに、座ってください。」と言われ、
「はい。」
と答えならがらそわそわ・・・なんだろう・・・・。
すると、
「あなた、日本の服持って生きてる?」と尋ねられ、
「え?あ、はい。着物みたいな浴衣というのなら持っています・・・。」と答えると
「明日それを着て、コンポートホテルで踊るか歌うかどちらかしてほしいの。」
「え。私、踊りも歌もできな・・・」
「できるわ!大丈夫!」にっこり^^
「え・・・。」
「音楽とパソコンの先生が2階にいるからそこに行ってくださいね。」と言われるがままに行くと、
どこから、いつからその話があったのか分からないけれど、
2人の先生に「で、何の曲にするんだ?」と尋ねられ、
もう、はい。かイエス。しか選択肢がない。
「じゃーこの曲にします!」と選んだ
”炭坑節”
盆踊りでよく耳にする「月が~出た出た~月が出た~(ヨイヨイ)」の曲です。
訓練所でもモンゴル人をお招きして一緒に踊ったし。これなら・・・。
そして、高校生からの感謝の会が終わった後、どこからか若い先生が何人か集まってきて・・・。
他の先生方もロシア、中国、韓国、アメリカ?いろいろな国のダンスをそれぞれが行う感じで・・・あー!宴会芸をするってことだったのかと、そのとき気付きました。
校長先生から直々に指導の元、1時間リハーサルをして解散。
そして迎えた「教師の日」
コンポートホテルに18時集合。
女性の先生は、みんなお化粧ばっちり、美容院に行ってヘアセット、そしてボディーラインがはっきりわかる服を着こなして登場。
私は、前日デールを市場で買って着て行きました。いろんな先生方に褒めてもらったり、喜んでもらえたのでよかった。
校長先生の挨拶があり、みんなで乾杯!
少しして、宴会芸スタート。
裏でみんなで着替えて、
本番。
踊った後は、ぜんぜん知らないモンゴルの歌も歌いました。
もちろん、私はみんなの雰囲気に合わせて口パク。
その後は、「〇〇頑張ったで賞」みたいな表彰があったり、ちょっとしたゲームがあったり、踊ったりしました。
その間間でお酒を飲むのですが、
モンゴルでは、архи(アリヒ)という38.9度のウォッカみたいな味の強いお酒を飲む習慣があります。
今日ももちろん行事なので、
管理職が席に回ってくるとアリヒで乾杯→踊る→ゲームをする→席の誰かが表彰される→アリヒで乾杯→踊る→ゲームをする→ちがう管理職がまた席に来る→アリヒで乾杯→踊る→・・・。
といった具合で何回も乾杯。モンゴルの人、めちゃ飲む。
私はというと・・・お酒が弱いので必殺飲んだフリ。
そんなこんなで会の終盤。校長先生から前に出るように言われると、
「日本から私たちの学校のために来てくれてありがとう(たぶん)」みたいなことを言っていただき、プレゼントをもらいました。
校長先生からのプレゼントや無茶ぶりも「学校のメンバーの一人なのよ。」という様に感じました。