hanachan-himawari0109のブログ

広島県の教員が青年海外協力隊でモンゴルで活動した様子をお届けします♪

モンゴル文字の大会

今日はモンゴル文字の大会がありました。


今モンゴルで使われているキリル文字МОНГОЛ(モンゴルと読みます。)は、1940年以降に使われるようになった文字で、


それ以前にはモンゴル文字という文字が使われていました。


1992年頃から約2年間モンゴル文字をもう一度使用する動きがありましたが、衰退し、再び今使われているキリル文字が主流になりました。


ただ、モンゴルの建物や看板に一つのデザインとして使われていたり、中国の内モンゴルではこのモンゴル文字が今でも使われているそうです。


そして今は、中学生~高校生が週数時間モンゴル文字を習う時間があります。
日本で言うと古典みたいな感じかなぁ。


さて、そんなモンゴル文字の大会は、私たちの町ダルハンでセレンゲ、エルデネト、ボルガンという地域から子どもや先生がやってきて、大会が行われました。
私の学校からは高校1.2年生の2人が出場しました。


大会では、それぞれどのような詩を書くかをこのように選びます。




そして、筆を使って縦書きでモンゴル文字を書きます。
制限時間20分でどれだけ上手に書けるかを競います。


日本の書道とは違って、アートの要素も入っていて、どのように描くかは自由みたいでした。


それぞれの学校のモンゴル語の先生と図工の先生が
①正しく書けているか
②デザイン性があるか
③開放感があるか
④時間内にすべて書けたか
の4観点を5点満点で採点し順位を決めていました。


私の学校の生徒は選ばれませんでしたが一生懸命頑張っていました♪

×

非ログインユーザーとして返信する