絵の具道具
今日もきっと絵の具を持って来てない子がたくさんいるじゃろうなぁと思って
授業をする前に「今日、絵の具を持ってきた人、立ちましょう。」と言うと
30人中10人だけ立ちました。
「ちゃんと持って来てえらかったですね。座りましょう。」
「次!家にあるのに絵の具を持って来なかった人立ちましょう。」
12人が立ちました。
8人も買ってもらってない子がいるのかぁ。と思いながら、
「勉強ができないから、家に絵の具がある人は持ってこないといけません。いいですか?」
と、私が声かけをして一つの班に一つ絵の具があるようにグループを作って授業を始めました。
さて今回の図工の導入では、ぞれぞれの野菜を日本語でどういうのかを紹介しました。
日本の紹介は食いつきが昨日も今日も良くて、ノートにメモまでしてくれた子もいました。
そうして、野菜の絵を描き始めましたが、なんせ3分の2が絵の具も筆もないので、大半が友達が描くところを眺めてる状態。
だけど、今日は貸すことを辞めてみました。
どうするのかなと思っていたら、待つことにしびれを切らした子どもは、指や鉛筆の先で描き始め・・・
そんな中で描いた作品は、こんな感じです。
ちょっとモンゴルの子どもには、野菜を描かせるのは難しかったかなぁ。
そして、午後からは中学生のあるクラスが収穫祭ということで、
野菜や果物をたくさん使って料理をしたから食べにおいでと誘ってくれました。
いろんな物を作って食べる授業は日本と同じでモンゴルの子達も楽しそうでした♪