遊牧民生活~初めての日本食のお味は?~
朝起きると晴天!
ゲルで朝を迎えるのは、最高です。
起きるのが一番遅かった私。みんなどこに行ったのかと外に出ると、
馬や牛の世話をしたり、乳しぼりをしたりしていました。
私も朝の支度をして、子ども達と家のお手伝い。
今日もうんちを拾います。
お昼ご飯を作る燃料を準備しないとね。
11時、ゲルの中で食事の準備。
6つの玉ねぎを切っていたら涙が出すぎて、選手交代。
「わしは、玉ねぎ切るの上手いぞ!」と手伝ってくれたお父さん。
野菜を切り終え、いざ外へ。
焚きつけは、娘のジャガーナちゃんがお手伝いしてくれます。
もちろん燃料は拾ったうんち。よく燃える。
大きい鍋に玉ねぎと人参を入れてよく炒め、
お肉も入れて、味付けして、
完成!!
できたのは・・・・
牛丼!(人参入り)
春雨サラダも付けて、いただきます。
食べる前から「いい匂い~」とお母さん。
モンゴルの人が大好きなお肉入りじゃけぇ、間違いない美味しさでしょ。
と、高を括っていたら、
子ども達は無表情かつ無言で、箸を動かし食べている。
美味しくないのか、美味しいのか。
「ど、どう?」と不安な私。
「美味しいよ!」と子ども達。
ほ、ほんとなの??
と、私も食べる。うん。悪くない味。料理はそんなに失敗しないんだけどな。
そわそわしながら食べ終わった。
そんな私に、完食した子ども達から
「これはなんて名前の食べ物なの?」
「どうやって作ったの?」
「こんなに美味しいんだね、日本のご飯!また食べたい!」
「作ってくれてありがとう!」
の言葉。
本当に美味しかったのね。
よかった~。(笑)