生徒が先生に
学校に行くと、高3の女の子はバチバチメイクにオシャレな服、男の子はスーツをバッシっときめて登校していました。
そういえば昨日・・・
私の部屋に一人の女の子がやってきて、
「明日は、教師の日なので私が授業をします。」といきなり言ってきました。
ぇえ?!何の話・・・?
「教師の日」があるというのは前々から聞いていて、
日本にはないのですが、ユネスコが1994年から毎年10月5日は「世界教師デー」と定めたようです。
5日に先生たちとご飯には行くって話だったはず・・・。
と、思いながら「あなたが、本当に授業をするの?他の先生たちもあなたみたいに授業するの?」と尋ねると、
「そうですよ。明日は私たちが先生です。」と、その女の子は言うのです。
でた!またモンゴル流。と思いながら明日のことを伝え、今日を迎えました。
そんなことがあったので、なるほど!今日は先生っぽくするために、キメキメの装いなんじゃねと思いながら、
私の担当の子とハイ!チーズ!今日は一日中、彼女と一緒です。
これは昨日教えてあげた日本語を自分で書いたそうです。上手^^
そうは言ってもやっぱり昨日の話がどうにも信じられず、各教室を回ると・・・
本当にどの教室を見ても担任の先生がいない!!
だけど高校生の言うことをちゃんと聞く子ども達。
校長室を覗くと・・・
校長先生の代わりもちゃんといました。でも、さすがに本当の校長先生は側にいましたが・・・笑
そんな中、他の担任の先生はというと・・・学校に来ておしゃべりをしていたり、そもそも学校に来てなかったり・・・。
そうこうしていると11時。
私は「今日、5年生の図工の授業があるから、他の人みたいに代わりに授業をするのではなくて、一緒にやろう!」と伝え、ホンゴルズルと教室へ。
先週、あんなに打ち合わせしたのに肝心の担任の先生はいないのかぁ~と思いながら、授業。
だけど、彼女のおかげでスムーズに授業が進み、作品も出来上がりました^^
グラデーションの勉強のためにモンゴルの民族衣装のデールに色を塗り、デールには独特なモンゴルの模様があるので、それは折り紙で表現するように指導しました。
そんなこんなで17時半。
一日先生をした高校生主催の感謝の会。
プレゼントまでもらいました。
お返しは何にしようかなぁ。