hanachan-himawari0109のブログ

広島県の教員が青年海外協力隊でモンゴルで活動した様子をお届けします♪

生徒が先生に

学校に行くと、高3の女の子はバチバチメイクにオシャレな服、男の子はスーツをバッシっときめて登校していました。


そういえば昨日・・・


私の部屋に一人の女の子がやってきて、


「明日は、教師の日なので私が授業をします。」といきなり言ってきました。
ぇえ?!何の話・・・?


「教師の日」があるというのは前々から聞いていて、


日本にはないのですが、ユネスコが1994年から毎年10月5日は「世界教師デー」と定めたようです。


5日に先生たちとご飯には行くって話だったはず・・・。


と、思いながら「あなたが、本当に授業をするの?他の先生たちもあなたみたいに授業するの?」と尋ねると、


「そうですよ。明日は私たちが先生です。」と、その女の子は言うのです。


でた!またモンゴル流。と思いながら明日のことを伝え、今日を迎えました。


そんなことがあったので、なるほど!今日は先生っぽくするために、キメキメの装いなんじゃねと思いながら、


私の担当の子とハイ!チーズ!今日は一日中、彼女と一緒です。


これは昨日教えてあげた日本語を自分で書いたそうです。上手^^


そうは言ってもやっぱり昨日の話がどうにも信じられず、各教室を回ると・・・


本当にどの教室を見ても担任の先生がいない!!


だけど高校生の言うことをちゃんと聞く子ども達。


校長室を覗くと・・・


校長先生の代わりもちゃんといました。でも、さすがに本当の校長先生は側にいましたが・・・笑


そんな中、他の担任の先生はというと・・・学校に来ておしゃべりをしていたり、そもそも学校に来てなかったり・・・。


そうこうしていると11時。


私は「今日、5年生の図工の授業があるから、他の人みたいに代わりに授業をするのではなくて、一緒にやろう!」と伝え、ホンゴルズルと教室へ。


先週、あんなに打ち合わせしたのに肝心の担任の先生はいないのかぁ~と思いながら、授業。


だけど、彼女のおかげでスムーズに授業が進み、作品も出来上がりました^^


グラデーションの勉強のためにモンゴルの民族衣装のデールに色を塗り、デールには独特なモンゴルの模様があるので、それは折り紙で表現するように指導しました。


そんなこんなで17時半。


一日先生をした高校生主催の感謝の会。


プレゼントまでもらいました。


お返しは何にしようかなぁ。

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