最終報告
JICA調整員さん(スタッフさん)が最後の挨拶をするため私の配属先に来てくださいました。
今回は1週間ほど前にダルハンに来ることが決まり、
「パワーポイントとかは今更大変だと思うから簡単に活動報告をお願いしますね。」と、2日前に言われ、
『えっと・・・、それは日本語?それともモンゴル語ですか?』と、めちゃめちゃ急な話に同様を隠し切れず尋ねると、
「できるところまでモンゴル語でお願いしようかな。」という優しい言い方で返事をもらいました。
元々、2年間の活動報告と言う名の感謝の気持ちを伝える場を作ってもらうよう
カウンターパートには話をしようとは思ってはいたのですが、まさかのタイミングで何の準備もしていない。
私のために時間を作ってもらうし、
コロナウイルのせいで、いつみんなに会えなくなるか、やりたいことができなくなるのか分からない怖さから
1日でできる限りの範囲でパワポと伝えたいことをモンゴル語に訳して準備をして行きました。
上手なモンゴル語は話せなかったけれど、カウンターパートや校長先生に私の思いは伝わった気がします。
今回の様に小学校の先生に感謝の気持ちを伝える場を作ってもらえないかを
集会や会議等大人数で集まることを制限していることを知っていながらも、ダメもとで校長先生に尋ねると、
「心配しないで、小学生の先生だけだけど会える場を作ろうと思ってるわ。」と校長先生
が言い、
「実は3月30日まで学校が休みになることが決まったときに、Facebookのグループチャットで、はなのことをみんなで話したのよ。はなに会えなくなることをみんな心配してたわ。」と、
元カウンターパートが、みんなでやりとりをしたグループチャットを見せながら話をしてくれました。
2年間の活動報告をし終え、いろいろな思いがこみ上げてきて涙をこらえていた私は、
先生達が私のことを考えてくれていたことを知り、涙が止まらなくなりました。
”ありがとう”をちゃんと伝えて日本に帰りたいな。